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目次

  • 受験前は、AWSをほとんど知らなかった
  • 勉強期間は約2か月、合計100時間くらい
  • 最初は、問題文の意味すらよく分からない
  • 一番意識したのは「不正解の理由」
  • ハンズオンは、ほぼやっていない
  • そして試験当日
  • 試験終了。「たぶん落ちたな」
  • 当日の夜、合格メールが届いた
  • SAAに合格して、AWSが使えるようになったか
  • それでも、取ってよかった
  • SAAは「AWSの共通言語」を覚える資格だった
  • まとめ
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AWS

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  • 受験前は、AWSをほとんど知らなかった
  • 勉強期間は約2か月、合計100時間くらい
  • 最初は、問題文の意味すらよく分からない
  • 一番意識したのは「不正解の理由」
  • ハンズオンは、ほぼやっていない
  • そして試験当日
  • 試験終了。「たぶん落ちたな」
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  • SAAは「AWSの共通言語」を覚える資格だった
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AWSほぼ未経験から2か月でSAAに合格した勉強法 ― ハンズオンなしでも資格取得できた話
2026/10/06
AWS

AWSほぼ未経験から2か月でSAAに合格した勉強法 ― ハンズオンなしでも資格取得できた話

執筆・運営
EC

EastCloud株式会社

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AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)に合格しました。

スコアは761点で、無事合格ライン720点をなんとか超えることができました。

結果だけ見ると普通に合格しています。

ただ、試験が終わった直後の感想は、

「これはたぶん落ちたな」

でした。

正直、合格しているとはほとんど思っていませんでした。

この記事では、インフラ経験がほぼないアプリケーションエンジニアが、AWSの知識ほぼゼロの状態から約2か月勉強してSAAに合格するまでと、実際に資格を取って何が変わったのかを書いてみます。

受験前は、AWSをほとんど知らなかった

私はエンジニア歴5年ほどです。

これまでの業務は、主にアプリケーション開発やコーディングが中心でした。

基本情報技術者試験やJava Silverは取得していますが、インフラについて体系的に勉強した経験はほとんどありません。

AWSを利用している案件に関わったこと自体はあります。

ただ、自分でAWS環境を設計したり、ネットワークを組んだり、インフラ構成を考えたりした経験はほぼありませんでした。

EC2やS3くらいなら名前は知っている。

でも、

「ALBとNLBは何が違うのか」

「Direct Connectって何のために使うのか」

「AuroraとRDSって何が違うのか」

と聞かれると、きちんとは答えられない。

そんな状態でした。

実際、仕事の打ち合わせでもAWSのサービス名が出てくることがあります。

以前は知らない単語が出てくるたびに、

「何となくインフラの話をしていることは分かる」

くらいの理解で聞いていました。

その状態を少しでも変えたくて、SAAを受験してみることにしました。

勉強期間は約2か月、合計100時間くらい

勉強期間は約2か月です。

平均すると、

  • 平日は1日1時間程度
  • 休日は1日3時間程度

くらい勉強していました。

正確に計測していたわけではありませんが、合計すると100時間前後だったと思います。

使用した教材は、ほぼPing-tです。

AWS認定の参考書も買いました。

買った時点では、

「参考書を一通り読んでから問題集をやろう」

と思っていました。

ただ、結局ほとんど使いませんでした。

自分の場合は、文章を最初から読むよりも、実際に問題を解いて分からないところを調べる方が頭に入りやすかったです。

そのため、途中からはほぼPing-t一本になりました。

最初は、問題文の意味すらよく分からない

AWSの知識がほぼない状態なので、最初は当然かなり苦戦しました。

問題を読んでも、

「このサービス名は何?」

というところから始まります。

選択肢を見ても、4つとも知らないサービスということもありました。

なので、最初から正答率を上げようとはあまり考えませんでした。

まずは、

AWSにはどんなサービスがあるのかを覚える

ことを優先しました。

EC2、S3、RDSのような有名なものだけでなく、

  • Transit Gateway
  • Storage Gateway
  • RDS Proxy
  • Kinesis
  • SQS
  • DynamoDB
  • Route 53
  • Direct Connect
  • VPC Endpoint

など、問題に出てきたサービスをその都度調べていきました。

最初は点と点だった知識が、問題を解いているうちに少しずつつながっていく感覚がありました。

一番意識したのは「不正解の理由」

勉強中に特に意識したのが、

正解だけ確認して終わらないこと

です。

SAAを勉強していると、

「これでも要件を満たせそうじゃない?」

と思う選択肢がかなり出てきます。

正解は1つですが、それ以外の選択肢も完全に間違っているとは限りません。

たとえば、

「実現はできるけれど運用負荷が高い」

「要件は満たすけれどコストが高い」

「似たサービスだが、今回の用途には向いていない」

というものが多いです。

なので、間違えた問題では、

「正解がなぜ正しいか」

だけではなく、

「他の3つはなぜ違うのか」

も確認しました。

これを繰り返していると、少しずつ

「この問題は高可用性を聞いている」

「これはコスト最適化がポイント」

「これは運用負荷を下げたい問題」

という問題の見方ができるようになります。

個人的には、単純にサービス名を暗記するより、この勉強方法の方がかなり重要だったと思います。

ハンズオンは、ほぼやっていない

今回、AWSのハンズオンはほとんどやりませんでした。

これまでの案件でAWSコンソールを少し触ったことはありますが、試験勉強のために、

「VPCを一から作る」

「EC2を構築する」

「ALBを設定する」

といったことはほぼしていません。

AWSの理解を深めるという意味では、もちろん実際に触った方がいいと思います。

ただ、

SAAに合格することだけを目的にするのであれば、問題演習中心でも合格は可能

というのが、自分の結果からの感想です。

一方で、このやり方には明確な弱点もあります。

資格に合格しても、AWS環境を実際に一から構築できるわけではありません。

ここは受験後の今でも感じています。

そして試験当日

試験当日。

ここまで勉強したので、

「ある程度はいけるだろう」

くらいには思っていました。

ところが、実際に問題を解き始めると、思っていた以上に自信がありませんでした。

感覚的には、

3割:ほぼ正解だと思う

4割:2択までは絞れるけど、最後が分からない

3割:正直ほとんど分からない

という感じでした。

問題を解きながら、

「これ大丈夫か?」

と思う回数がかなり多かったです。

特に厳しかったのが、

「2択までは絞れる」

問題です。

2つまでは明らかに違う。

残り2つのどちらか。

でも最後の決め手が分からない。

この状態で選ぶ問題がかなりありました。

1問ならまだしも、これが何問も続くと、だんだん不安になってきます。

試験終了。「たぶん落ちたな」

全問解き終わった時点では、

「これは落ちた可能性が高いな」

と思っていました。

「確実に取れた」と思える問題が3割程度。

残りの多くは消去法か、最後は半分勘です。

試験会場を出た後も、

「720点届いてない気がするな」

と思っていました。

そして次に頭に浮かんだのが、

「また受験料払うのか……」

でした。

SAAの受験料は決して安くないので、落ちたことより、

「もう一回受けるなら、また約2万円か……」

という現実的なダメージの方が先に来ました。

当日の夜、合格メールが届いた

その日の夜。

AWSから試験結果のメールが届きました。

正直、開くのは少し怖かったです。

結果を見ると、

スコア761点、合格。

余裕のある点数ではありません。

合格ライン720点に対して761点です。

ただ、試験中の感覚を考えると、

「よくこれで受かったな」

という方が強かったです。

受験直後にはかなり落ちたと思っていたので、合格通知を見たときは普通にうれしかったです。

SAAに合格して、AWSが使えるようになったか

では、SAAに合格してAWSを使いこなせるようになったか。

これは、

まだ全然そんなことはありません。

というのが正直なところです。

AWSの設計や構築は、資格問題よりはるかに複雑です。

実際の案件では、

  • システム要件
  • ネットワーク
  • セキュリティ
  • コスト
  • 運用
  • 障害時の対応
  • 既存システムとの接続

などを考える必要があります。

問題集で、

「この要件ならAuroraです」

と選択できることと、

実際のシステムでAuroraを採用して設計・構築・運用することは全く別です。

なので、

SAAに合格した = AWSの実務ができる

とは思っていません。

それでも、取ってよかった

では、何が一番変わったか。

一番大きかったのは、

仕事中に出てくるAWS用語が分かるようになったこと

です。

資格勉強を始める前は、

「Transit Gateway」

「VPC Endpoint」

「RDS Proxy」

「CloudFront」

「Kinesis」

のような言葉が打ち合わせで出てくると、その場で話についていけないことがありました。

今は少なくとも、

「それが何のためのサービスなのか」

「どういう場面で使うものなのか」

くらいは理解できます。

これは、自分の中ではかなり大きな変化でした。

AWSを専門にしていなくても、アプリケーションエンジニアとして仕事をしていると、インフラの話は避けて通れません。

そのときに、

会話の内容が全く分からない状態から、ある程度意味を理解できる状態になった

だけでも、勉強した価値はあったと思っています。

SAAは「AWSの共通言語」を覚える資格だった

受験前は、

「資格を取ればAWSに詳しくなる」

くらいの感覚でいました。

実際に受験してみると、少し違いました。

自分にとってSAAは、

AWSを使いこなすための資格というより、AWSについて話すための共通言語を覚えるための資格

だったと思います。

AWSには非常に多くのサービスがあります。

それぞれを実務レベルで使いこなすことは、2か月の資格勉強だけでは当然できません。

ただ、

「AWSにはこういう選択肢がある」

「こういう要件ならこのサービスが候補になる」

という全体像は見えるようになりました。

これは、今後実務でAWSに触れる際の土台にはなると思っています。

まとめ

私はインフラ経験がほぼない状態から、約2か月、100時間程度勉強してSAAに合格しました。

勉強はほぼPing-tだけ。

ハンズオンもほとんどしていません。

試験当日は、

  • 3割:ほぼ正解を確信
  • 4割:2択まで絞れる
  • 3割:ほとんど分からない

という感覚でした。

それでも結果は761点で合格でした。

今回受験してみて感じたのは、SAAを取得したからといって、すぐにAWSの設計・構築ができるようになるわけではないということです。

一方で、

これまで意味が分からなかったAWSのサービス名が理解できるようになり、仕事の会話についていけるようになった。

これは、資格を取ったことで得られたかなり大きなメリットでした。

今後は、資格勉強で得た知識を、

「知っている」から「実際に使える」

に変えていきたいと思います。

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